試験データ
光触媒コート剤「NU-COAT AP」の効果を計測したデータです。
NU-COAT AP OUT-1
光触媒の窒素酸化物除去性能試験
手法 | JIS R 1701-1:2010 ファインセラミックス〜光触媒材料の空気浄化性能試験方法 第一部 : 窒素酸化物の除去性能 |
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試料内容 | NU-COAT AP OUT-1外壁塗装板 |
JIS規定報告事項 | a) この規格の規格番号、試験年月日、気温、湿度 規格番号 : JIS R 1701-1 : 2010 試験年月日 : 平成27年7月3日 気温 : 23.5℃ 湿度 : 65% |
b) 試験片の種類、材質、形状及び寸法 試験片の種類 : 光触媒担持外装板 材質 : セラミックス 形状及び寸法 : 平滑板状、49mm × 99mm × 4mm |
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c) 試験装置の形式及び仕様 精密湿度発生装置 : SRG-112-3 湿度0~100%調整可、最大送風 3.0 ℓ/min 窒素酸化物濃度計 : APNA-370 窒素酸化物検出下限 0.1ppb ガスブレンダー : GB-2C ライン1≦3.0 ℓ/min、ライン2≦50 mℓ/min 紫外線照射装置 : 特注品 試験片表面にて、10W/㎡の紫外線照射可能 反応器 : 特注品 JIS R 1701-1 : 2010 規定の反応器 イオンクロマトグラフ : IC-2001 NOx イオン濃度検出下限 10ppb |
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d) 試験条件 汚染物資ガスの供給濃度・流量 : 一酸化窒素(NO)1.0ppm・3.0ℓ/min 水蒸気濃度 : 1.56 体積分率% 光源の種類 : ブラックライト FL10BLB 2本(東芝) 放射照度 : 試験片表面で10W/㎡ 用いた紫外線放射照度計 : 光パワーメーター、C9536-01 H9958-01 試験片の前処理条件 : 試験片表面での紫外線照度 10W/㎡以上で5時間以上照射、精製水浸漬2時間、その後40℃で半日乾燥 枚数 : 一枚 |
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窒素酸化物除去性能結果 | e) 窒素酸化物除去量、二酸化窒素生成量、窒素酸化物吸着量・脱着量および水洗による再生効率 QNOx = Qads+ QNOx– QNO2– Qdes ηw = ( Qw1+ Qw2 ) / QNOx × 100 |
f)試験状況及び試験後の試験片に関して特記すべき事項。 前処理の水洗時に、白色粉状の沈殿が少量あった。以上。 |
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NU-COAT AP OUT-1 外壁塗装板の窒素酸化物除去性能 |
窒素酸化物除去量
QNOx = Qads+ QNOx– QNO2– Qdes = 6.39 μmol |
光触媒のセルフクリーニング性能試験(湿式分解性能の測定)
手法 | JIS R 1703-2 : 2007 ファインセラミックス〜光触媒材料のセルフクリーニング性能試験方法〜 第2部 : 湿式分解性能 |
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試料内容 | NU-COAT AP OUT-1 |
JIS規定報告事項 | a) この規格の規格番号、試験年月日、気温、湿度 規格番号 : JIS R 1703-2 : 2007 試験年月日 : 平成24年8月8日〜平成24年8月10日 気温 : 23.5℃ 湿度 : 66% |
b) 試験片の種類、形状及び寸法 試験片の種類 : 光触媒塗装ガラス板 形状及び寸法 : 平滑板状、60mm × 60mm × 2mm |
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c) 試験片の有機物の除去方法、及び紫外線照射時間 2.0 mW/㎠の照射で24時間紫外線照射 |
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d) 吸光度の測定波長 664 nm |
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e) 分解活性指数 26.0 nmol /ℓ/min |
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f) ブラックライト蛍光ランプの製造社名・形式・ランプ数・ピーク放射の波長 東芝㈱・FL10BLB(10W)・2本・351 nm |
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g) 紫外線照度計の製造社名・形式 浜松ホトニクス㈱・C-9546-01(コントローラー部)、H9958-01(センサー部) |
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h) φ40mmの円筒形以外の形状の試験セルを使用した場合、試験セルの形状 標準円筒形セルを使用 |
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i) その他、都合によって試験条件を変更した場合は、変更点 特になし。 |
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湿式分解性能試験結果 |
これらの試験結果より
この数値は、光触媒工業会が定めるPIAjマークを与える性能評価数値の、窒素酸化物除去性能が0.50 μmol以上を大きく上回る数値であった。
外壁等に付いた、排気ガスの汚れを分解し、雨水で流す、「光触媒効果」が非常に高い製品であることが判る。
NU-COAT AP CLEAR-E
光触媒のセルフクリーニング性能試験(水接触角の測定)
手法 |
JIS R 1703-1 : 2007 |
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試料内容 | NU-COAT AP クリアE ガラス板に塗布 | ||||||||||||||||||||||||
JIS規格報告事項 |
a) この規格の規格番号、試験年月日、気温、湿度 |
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b) 試験片の種類、形状及び寸法材質 光触媒塗布ガラス、100mm × 100mm × 2mm、平滑板状 |
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c)試験条件等 ・有機物の除去方法及び紫外線照射時間 エタノールで洗浄後、24時間自然乾燥。2.0 mW/㎠の照度で紫外線を24時間照射 ・オレイン酸の塗布方法 手塗り法 ・各試験片の初期接触角 49.6° ・各試験片の限界接触角及びその時の照射時間 <5° 80時間 |
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試験結果 |
<暗条件の試験を行った場合は、各試験片の暗条件における限界接触角及び、その時の試験時間> <各試験片の紫外線照射n時間後の接触角>
注) 接触角が5°以下になった場合、測定を終了し、その時の接触角の小数点以下1桁を四捨五入して括弧内に記載する。 <各試験片の暗条件における n時間後の接触角> <その他、都合によって試験条件を変更した場合は、変更点> |
これら試験結果より
この数値は、光触媒工業会が定めるPIAJマークを与える性能評価数値の、限界接触角が30°以下を大きく上回る数値であった。
接触角が5°未満という数値は、高い親水性により、雨が降って汚れを削ぎ落とす効果が高いことを示す。
外壁等に付いた、汚れを雨水で流す、「光触媒効果」が非常に高い製品であることが判る。
NU-COAT AP IN-5
光触媒のアセトアルデヒド除去性能試験
手法 | JIS R 1701-2 : 2008 ファインセラミックス〜光触媒材料の空気浄化性能試験方法〜 第2部 : アセトアルデヒドの除去性能 |
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試料内容 | アクリル樹脂塗装板に塗布 |
JIS規定報告事項 | a) この規格の規格番号、試験年月日、気温、湿度 規格番号 : JIS R 1701-2 : 2008 試験年月日 : 平成24年8月8日〜平成24年8月10日 気温 : 23.5℃ 湿度 : 66% |
b) 試験片の種類、形状及び寸法 試験片の種類 : 光触媒・塗装板(アクリル樹脂) 形状及び寸法 : 平滑板状、50mm × 100mm × 2mm |
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c) 試験装置の形式及び仕様 精密湿度発生装置 : SRG-1R-1L 湿度0~100%調整可、定格送風1.0ℓ/min 水素炎イオン化検出器 : GC-2014AAF アセトアルデヒド、二酸化炭素検出下限0.01ppm ガスブレンダー : GB-2C ライン1≦1.0ℓ/min,ライン 2≦50mℓ/min 紫外線照射装置 : 特注品 試験片表面にて10W/㎡の紫外線照射可能 反応器 : 特注品 JIS R 1701-2 : 2008 規定の反応器 配管系 : 特注品 ステンレスおよびテフロン |
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d) 試験条件 アセトアルデヒドの供給濃度 : 5.0ppm 前処理条件 : 試験片表面での紫外線照射度20W/㎡で24時間照射 水蒸気濃度 : 1.56 体積分率% 試験用ガスの流量 : 1.0ℓ/min 光源の種類 : ブラックライト FL10BLB 2本(東芝) 放射照度 : 試験片で10W/㎡ 試験片の枚数 : 1枚 用いた濃度測定装置 : メタン化装置付き水素炎イオン化検出器(FID)2検出器仕様 用いた照度計 : 光パワーメーター C9536-01,H9958-01(浜松ホトニクス) |
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e) 試験片による一時間あたりのアセトアルデヒドの除去量及び二酸化炭素転化量 参考値として、アセトアルデヒド除去率及び二酸化炭素転化率 ・1時間当たりのアセトアルデヒドの除去量 QA(μmol / h) 注) 除去率、転化率が5%未満または95%以上となるときは「5%未満」「95%以上」とし、除去量、添加量には5%または95%の場合の値に「未満」「以上」を付して表記する。 |
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f) 試験状況及び試験後の試験片に関して特記すべき事項 特になし。 | |
アセトアルデヒドの除去性能 |
光触媒の抗ウイルス性試験
手法 | JIS R 1756 : 2013 「ファインセラミックス〜可視光応答形光触媒材料の抗ウイルス性試験方法〜バクテリオファージQβを用いる方法」により、検体の抗ウイルス性試験を行った。ただし、検体は清浄化を行わずに試験に供した。 |
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試料内容 | NU-COAT AP IN-5 アクリル樹脂面に塗布 |
試験結果 |
結果を表-1に、次式より算出した抗ウイルス活性値(VF-Ⅰ)を表-2に、 光照射による効果(⊿V)を表-3に示した。 VF-Ⅰ = log [ UF-Ⅰ / TF-Ⅰ ]⊿V = log [ UF-Ⅰ / TF-Ⅰ ] – log [ UD / TD ] UF-Ⅰ : 対照[ ガラス板 ]の4時間光照射後のバクテリオファージ感染価( / 個)の平均値 バクテリオファージQβ :Escherichia coli phage Qβ NBRC 20012 |
光触媒の抗菌力試験
手法 | JIS R 1752 : 2013 「ファインセラミックス〜可視光応答形光触媒抗菌加工製品の抗菌性試験方法・抗菌効果〜」フィルム密着法 ( 以下「フィルム密着法」という。) により、検体の抗菌力試験を行った。 |
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試料内容 | NU-COAT AP IN-5 アクリル樹脂面に塗布 |
試験結果 |
結果を表-1に、次式より算出した抗菌活性値(RF-Ⅰ )を表-2に、 光照射による効果(⊿R )を表-3に示した。 RF-Ⅰ = log [ UF-Ⅰ / TF-Ⅰ ]⊿ R = log [ UF-Ⅰ / TF-Ⅰ ] – log [ UD / TD ] UF-Ⅰ : 無加工試験片( ガラス板 )の8時間光照射後の生菌数( / 個)の平均値 無加工試験片 : ガラス板 |
これら試験結果より
この数値は、光触媒工業会が定めるPIAJマークを与える性能評価数値の、アセトアルデヒド除去率が0.17μmol / h以上を大きく上回る数値であった。
シックハウス症候群の原因とも言われる アルデヒド系物質の除去率が非常に高く、抗ウイルス、抗菌力にも非常に高い数値結果であり、室内空気浄化に優れる製品であることが判る。