「新型コロナウィルスに光触媒は効果がありますか？」と言う問い合わせが非常に多くいただきます。そこで、まず光触媒はどのような作用と効果があるかをお伝えいたします。

約30年以上前に、元東京大学名誉教授である藤嶋氏が光触媒効果を発見いたしました。光触媒の原料である二酸化チタンに紫外線を当てると活性酸素が発生し有機物を分解して、炭酸ガスと水に変わり空気中に放出されるというものです。室内の壁面などに光触媒を施しますと、そこに光が当たり壁面などに付着している菌、ウィルス、汚れ、臭いなど有機物を活性酸素により分解してくれるという事です。

最大のメリットは、このウィルスを分解するとか、このウィルスは分解しないとかではなく、光触媒作用とは有機物全般を分解することです。菌もウィルスも汚れも有機物に分類することから、抗菌・抗ウイルス対策に非常に効果が期待できるとメディアに良く取り上げられるようになりました。

光触媒が新型コロナウィルスを分解するエビデンスはまだありませんが、大いに期待できると考えられております。